「―始める前と後何が変わった?
英語に対する見方ですかね。当時僕は高校生で、教科書の文法や単語を丸暗記して、テストで良い点数を取るぐらいの意識だったのですが、実際に英語でコミュニケーションできるようになる「力」をつける意識のほうが強くなりました。テストで点が取れても、喋れないと全く意味がないので。
良かったポイントは、実践的な英語を中心に教えて頂いた事、分からない所は分かるまで何度も教えて頂いた事です。英単語を覚える時もアルファベットの羅列を目で暗記するのではなく、正しい単語の発音を耳で覚えて、そこから正しいスペルを書けるようになる「感覚」が身に付いたと思います。(こういう感覚は普通の学校では教えてくれないと思います!)今でもその時に養われた感覚が生きていると思います。
悪いポイントというか、僕にとって難しかったのは、一個の質問に対して、沢山答えが返ってくるのでキャッチアップするのに大変でした(笑)
―自分の生活にどんな影響があったか
ジェリー先生のおかげで、僕はニュージーランドの高校へ行けたり、アメリカの大学進学までサポート頂いたり、僕の今ある人生に大きく影響与えてくれた方だと思います。あと、先生は「人生の楽しみ方」も教えて頂いた方だと思います。先生は多趣味で、様々な知識をお持ちだと思います。僕は英語以外でも料理を教えて頂いたのですが、素材の大切さや調理の行程、知れば知るほど奥が深く、そこが楽しく感じられるようになりましたね。他にもゴルフ等、様々の遊びを通して人生の楽しみ方を学んだ気がします。
ジェリー先生は「Integrity」を持った、人格者だと個人的には思っています。誰に対しても、言う事には必ず筋を通し、良い物は良い、悪い物は悪いとハッキリしています。「先生と生徒」というよりも、「人対人」という観点で接してくれているのだと思います。
あと、出会って20年以上経ちますが、色々な事に興味を持ち、とことん突き詰めて、楽しく学んでいく、その姿は未だに強く残っています」。
Tさん
1997年-2000年
塩坂教室に学んで
21年前にご指導いただきました息子の父親です。息子は、中学生期後半に友達との折り合いがつかず、極度の閉塞状態に陥りました。やり場のない状態のなかで、塩坂先生とのご縁をいただきました。先生には教室のみならず、先生が経営されていた食堂でアルバイト生として、親身になって面倒をみていただきました。
その間、英語の習学のみならず、身をもって人としての条理を教えていただきました。教室に通ううち、次第に閉塞状態から解き放たれ、前向きな気持ちが芽生え、物事にチャレンジする気概が生まれるようになりました。
恥じ入るばかりですが、父親として成しえないことでした。その後、ニュージーランドの語学留学、CSULB留学を経て、現在は東京で外資系の会社でアートディレクターとして活躍しています。この道のりの出発点が、塩坂教室であったことに感謝しています。しかし、未だ道半ばにも到達しておらず、若輩そのものです。
今後とも、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。